1)欲しい楽器を定める


 長続きするかわからないからと安いギターを買うと、やっぱり長続きしません。
長続きするかどうかは気分によるもので、いい音で出なかったり、運指(指の動かし方、運び方)でつまずくとあきらめてしまう『原因』となります。
その結果、あーやっぱり自分にはギターは向いていないんだとギターを弾くことをやめてしまうのです。
 話を戻してみると、安いギターを買った結果、ギターを弾くことを止めてしまったのですから、高いギターを買うと長続きするのではないでしょうか。
いや、するんです。長続きする要素がいくつかあります。
 まずは、はじめに高額なギターを買うことで自分に自信を持たせることができます。 物の価値というのは恐ろしいもので、材料費や工賃などの原価に、利益をプラスした形でどんなものも世の中で販売されています。 利益というのは作った人が作った価値で、その価値が市場で下がると値下げセールやバーゲンを行い価値を下げて売ることがあります。 今自分が欲しいギターが1万円なのか、10万円なのか、30万円なのか、はたまた5千円なのか。自分の中のギターの価値によって 高いか安いかが決まります。いらない人にとっては5千円でも邪魔になると高く感じてしまうものです。 欲しい人にとって10万円のギターが高いと感じ悩んでいるところ、20万円のギターを買うと、ものすごく価値の高い物を手に入れたと思い、 自分のレベルと物の価値のギャップを埋めようと努力するのです。その努力をしようとしている自分はすでに自信に満ちあふれていることでしょう。
 価格の高いギターが自分にとって価値の高いギターであるので、長続きさせよう、大事にしようという気持ちになっています。 一緒に寝たいし、お風呂に入りたい。それが出来ないから、楽器用クロス(楽器を拭く布。高額品にあわせてハイクラスのクロスを買っていることでしょう。)で 何度も磨いていると思います。物は大事にすれば長く持つものです。1954年にフェンダー社が発表したエレキギターの名器のひとつ、ストラトキャスターは発売当時の物が現在も存在し、プロミュージシャンによってレコーディングなどで使用され続けています。たかだか50年程度ですが、ヴァイオリンにおいては400年前のストラディバリウスのヴァイオリンのようなものも存在し、その価値は数億円と言われています。エレキギターの場合、どんなに古くても50年、60年前のものなので、ヴィンテージギターを推奨する気はありませんが、いいものを大事にすることでいつまでも使い続け愛され続けられることが証明されています。 『ギター 初心者集まれ!』は現在執筆中!乞うご期待!